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期間限定非公式 小説投下ブログ。黄色い双子への愛と緑の二人への愛であふれてます。 R-18になりました。
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 終わりです……


 ですが、

 はっぴーえんど かは すごく危ういものになりました。

 とりあえず、R-18です。

 そしてレンが病んでます



 暴走したレンでも大丈夫!


 という方は背後に注意した後、続きをお読みください。

 
 
 右と左の浮気事情 ⅩⅡ



 リンの体に散らばる赤に苛立ちながらも、できるだけ優しくリンの服を脱がせていた時、
 ふと触れたリンの耳が妙に湿っているのに気づいて首を傾げた。

「ねえ、リン」

 上半身を露出させたリンのとろんとした目を除き込んで聞く。
「まさか耳も舐められたとか言わないよね」

 さっとリンの目がそれた。

「舐められたんだ」
 はあ、とため息が一つ出る。
「どのくらい? まさか、これもわかんないくらいとか言わないよね」
 リンは視線をずらしたまま答えない。
「わかんないくらい、なんだ」
 耳元に手をのばすと、リンは慌ててそれを手で隠した。
「み、耳は許して」
「……そうだね。リン耳弱いもんね」
 リンの顔の横に両手をつき、唇が触れあうぎりぎりの位置まで顔を寄せる。
「でも、アカイトに舐めさせてオレには舐めさせない、ってことはないでしょ?」
 リンの顔が歪んだ。
「手どけて? リン」

 数秒の後、
「あんまり、意地悪しないで」
 ゆっくり出されたリンの耳に噛みつくと、甘い声があがった。
 跳ねる体と背中にしがみつく手にめまいを感じながら、赤い髪のあの男のことを思い出した。
「むかつくな」
 耳に舌をはわせたまま、手を伸ばしてリンの肌に触れた。
 背中を撫で上げれば、甘い声に磨きがかかる。
「この声、あいつにも聞かせたんだ」
 そう思うと苛立ちが後から後からおしよせて、

「オレが、オレだけが知ってたリンの声だったのに」
 オレだけのリンだったのに。

 理性が音をたてて崩れた。



「や。だめ、待っ……ひやぁあああ!」
 やめてと伸ばされた手をつかみ、快楽が背中をかけ上がるのを感じながら、オレはさらに深くに自分を押し入れた。
「いったばかりでつらい?」
 訪ねても、リンは体を震わせるばかりで答えない。
「ごめんね。でもがんばって」
 握った手にキスをする。
 それを合図にリンの体を揺さぶり始めた。

 悲鳴に近い声がリンの口から出る。
 シーツを握りしめる手も目尻に浮かぶ涙も、全てがいとおしくて、 壊して、しまいたくて。
 激しく腰をうちつけると、リンがいっそう甲高い声を上げた。
 その声を、もっと聞きたくて。
「リン、リンっ」
 腰を動かしながら、リンの口を塞ぎ、舌を絡めとる。
「もっと啼いて。もっともっと、オレで啼いてよ、リン」
「れ、ん……ね、だめ、また、いっちゃあっ」
「いいよ、いっちゃえ」
 内壁を擦りあげれば悲鳴をあげてリンが跳ねた。
 跳ねる体の上に、オレは白を吐き出した。

 それで汚れたリンは、想像していたよりずっとなまめかしくて、もう、理性なんて残らなかった。
 頬についていたそれを拭い、虚ろに開いていた口に入れた。
「舐めて」
 眉をよせるリンの口の中で指を動かして無理やり舐めさせる。
「いい? これがオレの味だからね。
 他の味なんて知ったら許さないからね?」
 リンの口から指を抜き、既に固くなったそれをリンの入り口に当てると息を飲む音が聞こえた。
「もう終わりじゃ」
「ないよ。まだまだ、今日は寝かさないから」
 先端を押し入れれば、涙目でリンが訴えた。
「無理! もう無理ぃ!」
 一気に根元まで埋めれば音にならない悲鳴があがった。
「無理って言える時はまだ無理じゃないんだよ」



「あ、あ、あ、あ」
 それは、ベッドが軋むリズムと一緒で、オレの体の動きと一緒で。
「リン、リン」
 狂ったように名前を呼んでも、リンは答えない。
 ベッドに投げ出された手足も、ぐちゃぐちゃに乱れた髪も、白濁液に汚れた体も、その下に埋もれた真っ赤な跡も、もうあの音しか出さない口も。
 全てに狂ってしまいそうなほど征服感を感じて体が熱くなる。

 気がつけば、もう何度目かわからない欲望を吐き出していた。

「愛してるよ、リン」





 目が覚めたら、朝だった。

 まず、体のだるさを感じた。
 背中が痛い。下腹部が痛い。
 昨日、レンに抱かれたんだった、とぼおっとした頭で思い出す。

 胸の上に重みを感じて、見れば腕が一本乗っていた。
 そのまま首を回して見たのは、隣で眠るレンの顔。
「レン」
 名前を呼んでも、レンは静かに寝息を立てたままだった。

 重い体を引きずるようにして起こせば、あちこちに内出血があるものの、とくに汚れはない自分の体が見えた。
 記憶が正しければ、昨日の夜、レンので沢山汚されたはずなのに。
 一瞬、夢だったか、と思おうとしても、レンの部屋で裸で寝ているこの状況と、体のだるさと濃いキスマークが抱かれた証拠で。

 寝ているレンに、あたしはキスをした。
「大好き、だよ」
 揺さぶられている間、「リンはオレのものだ」と、レンに繰り返し言われたことを思い出す。
「レンだって私のものなんだから」
 レンの唇にもう一つキスを落とし、あたしはレンの腕の中に戻った。




















 ぽちっとおしていただけたら光栄ですはくしゅ

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