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期間限定非公式 小説投下ブログ。黄色い双子への愛と緑の二人への愛であふれてます。 R-18になりました。
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 一万企画のリクで、

 「学パロ」=「現代パロ」+「高校生恋人未満なレンリン」+「思春期モノ」


 に、なっていれば、いいんですが……


 微妙だったらすいませ……



 続きからどうぞ。

 
 
 クラス替え



 新学期初日。

 登校一番になんの心配もなく見た掲示板の結果に、
 驚きで、もう言葉も出なかった。

「あー、違うクラスだ」
 あっけらかんと君は言う。
「初めてだよね。クラス別れるの。なんか新鮮かも」

 新鮮?
 そんなこと言ってる場合じゃないだろクラス違うんだぞ?
 これから一年も違うクラス……まじかよおい。

「レン?」
「あ? ああ、初めて、だな」

 心配だ……すげー心配だ。
 今まで必死にこいつに近寄る虫(勝手に)排除して、(勝手に)彼氏面してたのにクラスが違ったらそんなこともできなくなる。
 一年、一年も違うクラスかよ。

「レーンー。ねえ、聞いてる?」
 顔をのぞき込んできたリンと目が合った。

 近い近いちかい!

「な、なんだよ!」
 慌てて後ずさった。
「だからー、違うクラスだけどすぐ隣のクラスだから、よかったねって言ってるの」
「え」
 掲示板を見れば、確かにクラスは違えどすぐ隣のクラスにリンの名前があった。
「あれなら、いろんな行事の時、一緒になれる可能性あるよね」
 へへ、とリンは笑う。

 ああ、かわいいなあ、もう。
 こんなにかわいいんだから絶対他にも狙ってくる男いるんだよな……実際いたし。
 心配だ。クラス違うから他の奴がアピールしてても気づけない。
 どうすればいいんだよ、オレ。

 告白……するか?
 そうすれば、堂々と彼氏面できるし、今より一緒にいられる時間増えるかもだし。
 でも、クラス違うんだから、ふられたらもう絶縁状態になる……か?
 いや、クラス違うからこそ、気まずい感じにはならずにすむんじゃねえ?


「ねえ、レン。さっきからなに考えてんの?」
 はっと気づくとまたリンの顔が近くに来ていた。
 やばいやばい!
「や、あの」
「リンちゃん!」
 どこから出てきたのか、見知らぬ女がリンに走りより、その腕をとった。
「リンちゃん、同じクラスだよね! 一緒に教室行こう!」
「え、あ、うん……じゃあね、レン!」
 オレが返事をする前に、リンは知らない女に連れ攫われた。

 掲示板の前に一人取り残され、呆然と考える。

 やっぱ、告るしかないんじゃないの? オレ。




















 ぽちっとおしていただけたら光栄ですはくしゅ

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