忍者ブログ
期間限定非公式 小説投下ブログ。黄色い双子への愛と緑の二人への愛であふれてます。 R-18になりました。
| Admin | Write | Comment |
アンケート
終了しました。
プロフィール
HN:
秋月。
性別:
女性
自己紹介:
北の地在住の大学生。時々波に揺られます。
何かありましたら下記のメールまで。
nanaironi@hotmail.co.jp
はくしゅ
おもしろいと感じたらぽちっと押していただけると光栄です。現在お礼は三種。ランダムです。
カウンター
フリーエリア
秋月。のくだらない日常。 雑記は全部こっちに書くことにしました。
アクセス解析
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 レンは髪を下ろしたほうがリンと相似になって萌える。
 私が。

 っていう話です。

 勢いだけでできてます。



 金色ぱらり



 部屋の中で、獣みたいな息が聞こえていた。
 レンの体温を直に感じながら、首に回していた手を上にずらす。
 手探りで掴んだそれを、一思いに解いた。
 月明かりに照らされた金色がぱらりと降ってくる。
「? なに?」
 動くのを止めてレンがこちらを見る。
「あたし、レンの髪好き」
 少しくせのある髪を指ですいて、絡ませていると、レンがため息と共にもらした。
「ちょっと長くて邪魔なんだけどね。短くしたら楽なんだろうけど」
 短く、という呟きに、あたしはレンにすがりついた。
「だめ! 切っちゃだめ! だって、切っちゃったら」
 言葉を続ける前に、レンの手があたしの髪を撫でた。
「そんなに必死にならなくても、切れないし、切らないよ」
 髪にキスが一つ。
「リンと違う髪の長さになんかしないから、安心して」
 優しくレンが笑う。
「大好きだよ、リン」
「私も、レンが大好き」
 もう一度腕を伸ばし、レンの首に抱きついた。
「ずっとずっと、一瞬にいてね」
PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS: 管理人のみ表示

この記事にトラックバックする



この記事へのトラックバック
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[205] [204] [203] [202] [201] [200] [199] [198] [197] [196] [195]

Copyright c 七色二消エル。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Template by カキゴオリ☆ / Material By はながら屋
忍者ブログ [PR]