忍者ブログ
期間限定非公式 小説投下ブログ。黄色い双子への愛と緑の二人への愛であふれてます。 R-18になりました。
| Admin | Write | Comment |
アンケート
終了しました。
プロフィール
HN:
秋月。
性別:
女性
自己紹介:
北の地在住の大学生。時々波に揺られます。
何かありましたら下記のメールまで。
nanaironi@hotmail.co.jp
はくしゅ
おもしろいと感じたらぽちっと押していただけると光栄です。現在お礼は三種。ランダムです。
カウンター
フリーエリア
秋月。のくだらない日常。 雑記は全部こっちに書くことにしました。
アクセス解析
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 !注意!

  これはレンリンの浮気話です!
  アカイトがものっすごい悪役で出てきます!
  アカイト好きな方は絶対見ないでください!





 レンリン浮気、アカイト乱入話です。
 最後は一応、レンリンはっぴーえんどになる予定。


 ↑の注意書きは読みましたね?

 心の準備が出来た、というチャレンジャーな方は続きからどうぞ。

 
 
 右と左の浮気事情 Ⅶ


 こちらを見たリンは、目があうと瞬時に目を反らして俯いた。
 こちらを見たアカイトは、目があうとにやっと挑発するように笑った。

 オレの席に座り、リンの肩に手を回すアカイトをにらみつける。
 ゆっくり歩を進めた。

「あ、あたしっ」

 よろめきながらリンが椅子から立ち上がった。

「部屋戻る。ごちそうさま」

 早口で言いリンはかけ足でテーブルを離れこちらに向かってきた。
 何気なく、手が伸びた。

 髪の一房にでも触れれば満足だったのに、

「やっ!」

 リンはオレの手から大げさに身を引いた。
 眉を寄せ、怯えた顔を向けられた。

 逃げるリンの背中を呆然と見送った。


「はっ。逃げられてやんの」

 嘲り笑うアカイトをにらみつける。

「リンはお前なんかに渡さない」

 腹の底から声を出した。

「よく言うな。あんなことしてリンを傷つけたくせに」
「リンはオレのだ!」

 ふっと笑ったアカイトが立ち上がり、オレの胸ぐらをつかんできた。

「お前、ちゃんと見てたんだろ? もうわかってんじゃねえの?」
 間近でにらみあう。

「リンはもうオレのものだよ」

 反射的に拳を振り上げた。


「ストップ! ストーップ!」

 突然、後ろから羽交い締めにされて、アカイトから引き離された。
 アカイトがカイト兄に抑えられる。

「何があったのよあんたたち!」
 頭上からメイコ姉の声がした。
 後頭部にあたる感触からも、オレはメイコ姉に捕まえられてるんだろう。

「別に? なんもねえよ」
 にやっと笑ってアカイトが言う。
 挑発されている。落ち着け。
 一つ、大きく深呼吸をした。
「……なんでもないから、離して、メイコ姉」
「なんでもないって、あんた」
 首を回して驚いた顔をしてるメイコ姉を見る。
「大丈夫だから、離して」
 多少の間をおいて、メイコ姉の拘束が解かれた。

 オレはそのままアカイトに背を向けた。

「逃げんの?」

 後ろから嘲笑が聞こえた。
「リンはオレのものだ」
 それだけ言って、オレはリビングから出た。

 リンの後を追うために。




















 ぽちっとおしていただけたら光栄ですはくしゅ

PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS: 管理人のみ表示

この記事にトラックバックする



この記事へのトラックバック
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[110] [107] [105] [103] [101] [97] [95] [93] [90] [89] [87]

Copyright c 七色二消エル。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Template by カキゴオリ☆ / Material By はながら屋
忍者ブログ [PR]