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期間限定非公式 小説投下ブログ。黄色い双子への愛と緑の二人への愛であふれてます。 R-18になりました。
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 某魚類の方の絵茶で捧げたものです。
 何攻めがいいですか、
 と聞いたら
 太もも攻め、
 と言われたので、

 太もも攻めって……なんだ、


 といいつつかいたもの。



 虫さされ、って、さされてまだ時間たってなかったら吸うといい、って
 昔どっかでだれかに言われたような気がするんだけど気のせいかな。

 

 虫さされを吸うってどうなの



「あ!」
 二人っきりの部屋、唐突にあがった高い声に、レンは隣に座っていたリンに顔を向けた。
「どうしたの?」
 聞けば、リンは自分の太ももの内側を掻いている。
「なんかかゆいって思ってたら、虫にさされてた! も~こんなとこ~」
 必死に太ももを掻くリンの手をレンは掴んでそこから引き離した。
「掻いたらよけいかゆくなるよ」
 レンはベッドを降り、床に座り込んだ。
「どこ? 見せて」
 言いながらリンの膝に手をかけ、レンは太ももの内側をのぞき込む。
 リンの太もも、ちょうどズボンの裾があるあたりに、赤く腫れたそれはあった。
「これ?」
 ズボンの裾を指でずらし、赤く腫れたそこをなぞる。
「そ、れ……」
 リンの太ももを見るレンには、リンの表情がどうなっているかなんて見えていない。
「まだ新しいっぽいね。吸ったら、毒出るかな」
「え?」
 すうって? とリンが聞く前に、レンが太ももに口を付けた。
「っ!」
 リンの体が固まった。


 吸ったはいいが、毒が出たかはわからず、首をかしげたレンは顔を上げたところで、やっとそれに気づいた。
「リン、顔赤いよ?」
 潤んだ目で上から見てくるリンににやっと笑いかけ、レンは視線を太ももに戻した。
 膝にかけていた手をつうっと移動させて太ももをなであげる。
「!」
 リンの体が震える。
 その反応にまた満足そうに笑うと、レンは太ももに唇を寄せた。
 先ほどよりも赤く染まったそこに一度キスをし、そしてべろりと舐めあげる。
「ぁっ」
 赤いそこから膝の先まで、ゆっくり舌を這わせる。 
「や、れぇん」
「……なに?」
 潤みに潤んだ両目がレンを見ていた。赤い唇がなにか言いたげに震える。
 けれど、レンはそこから視線をそらした。気づかないふりをして立ち上がる。
「薬、持ってこようか」
 そう背を向けて歩こうとしたレンの手を、リンが捕まえた。
 手はそのまま引かれ、レンはベッドに転がった。その上にリンが乗る。
「薬なんて、もういいからぁっ」
 唇が、ふさがれた。
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