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期間限定非公式 小説投下ブログ。黄色い双子への愛と緑の二人への愛であふれてます。 R-18になりました。
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 レンのターンです。




 長くなったのでへんなとこできれてます。

 明日で最後です。




 R-15くらい……だと思います。

 
 
 右と左の浮気事情 ⅩⅠ


 リンを先に入れ、オレはその背後で、
 鍵をかけた。

 ベッドに腰かけ、黙って両手を広げると、リンはおずおずと寄ってきた。その体を引き寄せ、耳元で囁く。

「最終警告」

 また首元の内出血が目に入って、オレは眉をしかめた。
「逃げるなら今だよ。ほんとにオレ、今日は止まらないからね。
 いつもみたいに手加減できない。
 きっとリンにひどいことたくさんするよ。
 それでもいいの?」

 首元をきつくきつく吸い上げて、その上に濃い赤を残す。

「……あの人には、手加減したの?」

 あの人? と首を傾げかけたところで、
 ああ、彼女か、と数時間前にこの部屋を去って行った後ろ姿を思いだす。

「別に、手加減するとかそういう感じじゃ」
「じゃあ、あたしにも手加減しないで」
 リンがオレの体から離れた。
 先ほどとは全く違う、まっすぐな瞳にオレが映る。

「あの人にしたこと、全部して」

 一瞬、自分の耳を疑った。
「……それ以上になると思うけど」
「あの人以上してくれるなら、それ以上がいい」
 半信半疑で聞いたのに、さらに耳を疑うことを言われた。

「本気で言ってる?」
 リンがなんの躊躇なく頷くから、オレは笑ってしまった。
「な、なんで笑うの! 私本気で」
「本気なのはわかってるよ。でもね」
 スカーフのない胸元を指でなぞると、リンの体が震えた。
「どんなものか知らないのに、そんなこと言っちゃうんだなぁって思って」
 リンはきっとこっちを見つめる。
 ああ、もう、覚悟を決めました! って顔してるし。
「この後は、絶対逃がさないからね?」
「逃げたりなんてしないもん」
 オレは苦笑して、拗ねたように言う唇を奪った。

 何度も角度を変えてその唇を貪り、力の抜けてきたリンの体をベッドに横たえ、また貪る。
「ねえ、リン」
 とろんとした目がこちらに向いた。

「アカイトとキスしたって、何回ぐらいしたの?」

 リンの目が開かれた。
「怒んないから、言って?」
 リンの目が泳ぐ。
「わ、わかんない」
「怒んないってば」

「違うの、ほんとに……わかんないの」

 リンの答えを理解するのに数秒かかった。
「つまり、わかんないくらいされた、と」
 リンが目をそらして口をつぐむ。
 オレはそれを肯定と受け取った。

 嫉妬心に加えて対抗心まで燃え上がって、オレはリンの唇を塞ぎ、誘うように薄く開いた隙間から舌をさしいれた。
 舌を絡めあわせて、口の中全てをなめあげて。


 時計の針が半周はしたころ、オレはリンを解放した。

 オレの体の下で必死に息をするリンを抱きしめつつ、荒くなった息を整えた。





















 ぽちっとおしていただけたら光栄ですはくしゅ


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