忍者ブログ
期間限定非公式 小説投下ブログ。黄色い双子への愛と緑の二人への愛であふれてます。 R-18になりました。
| Admin | Write | Comment |
アンケート
終了しました。
プロフィール
HN:
秋月。
性別:
女性
自己紹介:
北の地在住の大学生。時々波に揺られます。
何かありましたら下記のメールまで。
nanaironi@hotmail.co.jp
はくしゅ
おもしろいと感じたらぽちっと押していただけると光栄です。現在お礼は三種。ランダムです。
カウンター
フリーエリア
秋月。のくだらない日常。 雑記は全部こっちに書くことにしました。
アクセス解析
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


 リンレンリンです。続きからどうぞ。

 
 
 マシュマロ



 自室のベッドの上でリンが菓子袋を抱えもぐもぐと口を動かしているものだから、
 レンは首をかしげ近づいた。
「なに、それ」
 にっ、とリンが笑う。
「マシュマロ。カイト兄のとこからくすねて来た」
 食べる? と、リンが掴んだそれを、大人しく口を開いて受け取る。
「うまいじゃん」
「でしょ」
 リンの隣に腰を落とし、口を開くと、マシュマロがもう一つ投げ込まれた。
 柔らかい感触が舌の上でとけていく。

「ね、レン。マシュマロっていえばさ」
 横を見ればリンがこっちをじっと見ていた。
「唇はマシュマロの感触、ってよく言わない?」
 聞いたことがある気がした。

 が、リンの上目遣いになにか嫌な予感がした。
「……まぁ、言うかもね」
 リンの目がきらりと光って見えたのは見間違いじゃないと思う。

「ね、レン」
 リンが身を寄せてきた。
「レンはどう思う?」
 首をかしげた小悪魔が近づいてくる。
「どうおもう、って」
「マシュマロとリンの唇、どっちがやわらかいと思う?」
 身を引いても、リンは追ってくる。

 半分リンに押し倒された格好になる頃に、レンはため息をついた。
 数センチ先の唇に自分ので軽く触れる。
「ど?」
 どう、と聞かれても。
「そりゃ、柔らかいよ」
「なにそれ」
 リンの顔がゆがんだ。どうやら返答が気にくわなかったらしい。
「ちゃんと確かめて」
 もう完全に胸の上に乗ってせがむリンにレンは内心でため息をついた。

 どう見てもキスだけですむ雰囲気じゃない。

 新しい曲の譜読みしたかったのにな、と思いながら、レンはリンを引き寄せた。

 角度を変えながら唇を合わせ、その奥の、もっと柔らかくて熱を持ったものに触れる。
 顔を離した時にはリンの目はとろんとして完成していた。
「もっと」
 首に手を回し、レンの胸の上でリンはせがむ。
「ね、もっとして」




















 ぽちっとおしていただけたら光栄ですはくしゅ

PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS: 管理人のみ表示

この記事にトラックバックする



この記事へのトラックバック
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[83] [81] [80] [78] [76] [73] [72] [71] [68] [66] [62]

Copyright c 七色二消エル。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Template by カキゴオリ☆ / Material By はながら屋
忍者ブログ [PR]