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期間限定非公式 小説投下ブログ。黄色い双子への愛と緑の二人への愛であふれてます。 R-18になりました。
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 今回は

 ただレンが好きなリン と
 リンが好きだけどその気持ちを殺そうとするレン




 ってところでしょうか。


 リンは無邪気にレンを好いていればいい。

 レンはいろいろ考えて悩みながら好きをふくらませていけばいい。


 と思う。




 では続きからどうぞ。


 眠りにつく時に



 最近、レンはあたしに背を向けて寝る。

 手を繋いで、顔を寄せあって、おやすみと抱き合って。
 そんなふうにして共に眠りについていたのは、いつまでだっただろう。

 あたしがベッドに入った1時間後、こっそりベッドに入ってくるレン。



 今夜もあたしは、離れた背中を横になって見ている。

 レン……

 布団にくるまれただけの私の体は、冷たくて。
 ぬくもりが恋しくて、
 遠い背中におずおずと手を伸ばした。


 指先が触れたとたん、レンの体が震えた。
 私の指から逃げるように、その体はベッドの端に移動する。

 一番つらい瞬間。
 明らかな拒絶。
 悲しくて、心がはちきれそうになる。


 逃げた背中を追いかけて、触れたらまた逃げられて。
 そんなことをしているうちに、あたしたちの体はベッドの端の端に行き着く。

 こうなったら、レンにはもう逃げ場がない。
 それをいいことに、あたしはレンの背中にしがみつく。

 いっそ振り払ってくれたらいいのに、レンは必要以上に動かない。
 ただ、逃げるだけ。


 あたしは追いたてて、無理に距離をつめて、パジャマを握りしめて。


 こんなふうにしか、レンに触れないことが悲しくて。

 今夜もあたしは嗚咽を噛み殺す。
































 ぽちっとおしていただけたら光栄ですはくしゅ

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