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期間限定非公式 小説投下ブログ。黄色い双子への愛と緑の二人への愛であふれてます。 R-18になりました。
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 昨日の夜にあげたつもりが非公開になっていた……




 終わり、た、かった……

 うわぁどうしようおわらねぇ……


 次こそ、次こそ最終……


 いや、リンちゃんが想像以上に無垢で泣き虫で……
 レン君も想像以上に我慢強くて……


 すいませんほんとごめんなさい!

 さっさと終われって感じですよねホントすいません!


 み、見捨てないでくだs(ry



 続きから、どうぞっ(逃)




 眠りにつく時に Ⅴ



「どうして、あたしのこと避けてたの?」
 ためらいつつ言われた言葉に、来た、と思った。


 泣きじゃくるリンをなだめてから、どのくらい時間がたったのだろう。
 暗闇に目もだいぶなれ、部屋に入るわずかな光の下、だいぶ周り見えるようになった。

 膝の上にいるリンが見上げてきて、オレは思わず目をそらす。
 落ち着け、落ち着け。
 必死にそう唱え、体の脇に置いた拳を握りしめながら、正気を保つ。

 本当は、理性がだいぶ削れている。今すぐ、何も知らない無知なこいつを膝の上からたたき落としてやりたい。

 でも。
 もうあんなふうに泣くリンは見たくなくて。

 だから、必死に耐えている。
 のに。

「ねえ、なんで?」
「……いろいろ、考えることがあったんだよ」
「考えることって?」
「いろいろだよ」
「いろいろってなに」
「だからいろいろ。もういいだろ」

「よくないの!」
 ぎゅう、と首に回された腕に力が込められた。リンの顔が伏せられる。
「もう、やだよ」
 泣きそうな声で言う。
 首筋にかかる息も、背中をなぞる指先も、全部が理性を崩していくけれど、リンの言葉の意味が、崩れる理性を支える。
 また泣かせてしまったか、と焦った時、リンが顔を上げた。
「だから、知りたいの」
 間近で見つめ合う形になる。
 無意識に顔が前に倒れた。

「あ゛ーっ!!」
 すんでのところで上をむいて叫ぶ。
「無理……ホントむり! もう無理!」
「レン?」
「悪いけど、もう部屋帰って」
 リンが息を呑んだ。服を握りしめられる。
「本当にもう限界なの。帰って」
 頼むから、と言うと、リンが黙ったまま下を向いた。

 数秒もしないうちに、足が濡れるのを感じた。
 首をかしげかけ、はっとする。
「ちょ、リン!?」
 顎をつかんで上を向かせ、頬に触れると手が濡れた。
「また、泣いて」
「レンは、やっぱりあたしのこと嫌い?」
 その一言に、頭を抱えたくなった。
「そうじゃないけど」
「じゃあ、なんで帰れとか言うの」
 ぽろぽろとリンは泣く。
「……泣きたいのは、オレのほうだって」
 ため息を一つつき、リンの頬をぬぐう。
「もう限界なんだって」
「レンと一緒にいたいの」

 体が固まった。息が詰まる。
 そんなオレに気づかずに、リンは言葉を続ける。

「レンとずっと一緒にいたいの離れたくないの」

 甘ったるい声が、言葉が、脳を揺らす。

「それくらいレンが好きなの」






「リン」
 名前を呼ぶ。腕を掴んで、立ち上がらせた。
 リンは素直に従う。
「後悔しても、遅いからね?」
「レン?」

 オレは従順な彼女の手を引いた。



 二人で落ちたのは、ベッドの上。
































 ぽちっとおしていただけたら光栄ですはくしゅ

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