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期間限定非公式 小説投下ブログ。黄色い双子への愛と緑の二人への愛であふれてます。 R-18になりました。
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秋月。のくだらない日常。 雑記は全部こっちに書くことにしました。
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Pんさぶ郎さんが放った矢がぐさりと私の心を貫いたんです。

以下、暴走注意。
いや、もう、とにかくありがとうございますとしか言えません。
正座して待ってたんですもうきゃっほー!って感じですはい。
もうすべてがクリティカルヒィット!!だったんですが、特に私の心をえぐったのが、
「ご褒美」
ごほおっ! ごほおび! ごほーびですことよちょっと奥さん!!!!
これが萌えずにいられますか。
これが萌えずにいられますか!!!!


ってことで、Pんさぶ郎さんのところの設定をお借りしての鏡音一家でございます。

 


 鏡音一家 肆



「うるせぇっ!」
 低い怒鳴り声が部屋に響く。
 同席していたいい大人たちが肩をびくつかせるのを、私は見逃さなかった。
「オレがやるっつってんだからやるんだよ! 文句あんのか!!!」
 鋭い目で部屋を見回すレンに反論する者は、誰もいなかった。

「お疲れさま」
 集会の後のレンの着替えを手伝うのは、私の仕事だ。
「これで、やっとうるさい鼠の駆除ができるわね」
 脱いだ着物を掛けていれば、後ろからのびてきた二本の腕に抱きしめられた。
「ごめんな、もっと早くできればよかったんだけど」
 耳元で発せられる、先ほどとは全く違う甘い声に、くすりと笑みがこぼれる。
「謝らなくてもいいわ。レンが悪いんじゃない。鼠が多すぎるのがいけないのよ」
 そう。レンは悪くない。敵が多いこの世の中、大人たちに負けずによくやってくれてるのは確かだ。今日だって、半ば無理な案をよく通してくれた。
 そのことを褒めようと、顔を動かしたら、不意に唇をふさがれた。
「ん……」
 深いキスが呼吸を止める。

 唇が解放され、酸素を求める間、うなじを唇がなぞる。
 体に回された腕に力が込められた。
「リン」
 切なさの籠もった声に、また笑みがこぼれた。
「いいよ、今日はがんばってくれたもの」
 レンの腕をとり、力の緩んだ腕の中で体を回転させ、少し高い位置にある唇目指して背伸びをする。
「好きにしていいわよ」
 そう言って、愛しい弟の唇を塞いだ。
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