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期間限定非公式 小説投下ブログ。黄色い双子への愛と緑の二人への愛であふれてます。 R-18になりました。
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 誰にも要望受けてませんが、勝手にお風呂の続きを書いてみました。


 や、ある日急にえろを書いてみたくなる時って、あるよね。



 ってことで、R-18です。
 背後にお気をつけくださいな。


 おっけーな方は続きからどうぞ。

 お風呂 Ⅱ




 胸の上についたキスマークにあたしはこっそりため息をついた。
 独占欲強いんだから、もう。


 頭からお湯をかぶって体についていた泡を流した。
「終わり?」
 先に湯船につかっていたレンの言葉に頷く。
「交代、する?」
 そう言って、湯船に入った。
 両手でお湯をかき、立ち上がろうとするレンにおもいっきりかける。
「っ! なにすんだよ!」
 叫ぶレンに、あたしは笑いかけた。

「こうすると、ほんとにおんなじだね。私たち」

 同じ長さの黄色い髪。空色の目。
 未発達の細い体。

 いつもはちょっと違う髪も、お湯をかぶったらほとんど同じだ。

「今なら、どっちがどっちだか、誰も見分けられないよね」
 笑いながらお湯の中を滑り、レンの肩を掴んで引き寄せる。
 結果的に引き寄せられたのは、私の体だけど。

「オレは、リンがリンだってわかるよ」
 微笑みながら唇を近づけてくるレンに、あたしも笑い返す。
「あたしだって、レンがレンだってわかるよ」



「ん、あ」
 獣みたいに息を吐く音が、浴室の壁に反響されて響く。
「は、あ……れっ!」
 声を必死に押し殺そうとしても、浴槽の縁についた手が滑りそうで、どうしてもそっちに意識がいってしまう。
 体が揺れる度に、後ろからくる快楽で息がつまる。
「れ、ん……レン!」
 首を回して名前を呼べば、蜂蜜みたいなキスがふってきた。
「好きだよ、リン。大好きだ。オレだけのリンだ」
 甘すぎる言葉にくらくらする。
「レン、もっと。もっと!」

 甘い言葉が欲しいのか、
 蜂蜜みたいなキスが欲しいのか、

 単純に、体が欲しいのか。


 壊れるんじゃないかと思うくらい、体を揺すられて、
 答えを出す前に、あたしはあたしを手放した。


 このまま溶け合ってひとつになれたら、
 どんなに幸せだろうと思いながら。




















 ぽちっとおしていただけたら光栄ですはくしゅ

 
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