今回少し短めです。
なぜかって、それは、
次回をお楽しみに……
では、続きからどうぞ
ぺたぺたと、爪の先をオレンジに染めていく。
彼に手を預ける彼女はご機嫌だ。
「どうしたの? そんなににこにこして」
問うと、大きな笑顔が咲いた。
「リンね、レンにマニキュア塗ってもらう時間が2番目に好きなの」
「……2番目? じゃあ1番目は?」
「レンにぎゅーってされてる時っ!」
恥ずかしがることなく即答された。
「そ」
「うんっ」
にこにこと彼女は笑う。反応を伺うように顔を覗きこまるのから逃げたくて、言い放った。
「右手終わり! 左手出して!」
ぽちっとおしていただけたら光栄です
はくしゅ
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