忍者ブログ
期間限定非公式 小説投下ブログ。黄色い双子への愛と緑の二人への愛であふれてます。 R-18になりました。
| Admin | Write | Comment |
アンケート
終了しました。
プロフィール
HN:
秋月。
性別:
女性
自己紹介:
北の地在住の大学生。時々波に揺られます。
何かありましたら下記のメールまで。
nanaironi@hotmail.co.jp
はくしゅ
おもしろいと感じたらぽちっと押していただけると光栄です。現在お礼は三種。ランダムです。
カウンター
フリーエリア
秋月。のくだらない日常。 雑記は全部こっちに書くことにしました。
アクセス解析
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 リクエストでいただいた、

 「夫婦」

 です。


 「夫婦」=「現代パロ」+「大人化」
 となるのかな……


 とりあえず、リストのところに日にちは入れておきます。


 タイトルでだいたい想像つくとおもいますが、
 そんな感じなので、読んでやるよ、ってかたは続きからどうぞ。

 
 
 新婚生活四ヶ月目



「ただ」
「おっかえりーっ」

 最後まで言う前に、エプロン姿の彼女のタックルを食らった。

「お仕事お疲れ様。ご飯にする? お風呂にする? それともあ」
「ビールで」

 かわいくポーズを決めたまま固まるリンの横を素通りすると、後ろからきーっ! と奇声が上がった。

「最後まで言わせなさいよーっ!」
 背後から突撃された。精一杯の力で抱きしめられる。
「レンのばかぁ」
「はいはい。重いよリン」
 軽くあしらうその態度が気にくわなかったようで、再び奇声があがった。

 俺はため息を一つつき、首を回して引っ付いている彼女を見る。
「お腹空いたよ。今日のご飯なに?」
「……ロールキャベツ」
「早く食べよ。今日も食べないで待っててくれたんでしょ?」
 頷く彼女の手を体からはずして歩き出す。

「あー! もうっ!」
 再び背後からの強襲をうけた。
 扉を開けようとしていた俺はふんばりきれずに扉に顔を強かにうちつける。
「私はこんなにレンが好きなのに一方通行っぽいのがむかつく!
 レンが私の気持ちお見通しなのはもっとむかつくー!」
 ぼかぼかと背中を叩かれる。
 痛い痛い。

「……そんなリンさんにプレゼント」
 俺は鞄に隠していた紙袋を取り出した。
 食後に出すつもりだったのにな、まったく。
 計画にズレが生じたことに肩を落としていると、背後から息を呑む音が聞こえた。
 どうやら気づいたらしい。
「これっ! この間テレビでやってたプリン!?」
「食べたいって言ってたでしょ」
「うんっ! レンありがとうっ!」
 プリンの入った紙袋を掲げるリンはご機嫌だ。
「着替えてくから、ご飯の用意しといてくれると嬉しいです」
「まっかせといてっ!」
 プリンを持ってリンが台所にかけて行く。
 うきうきとした後ろ姿を見て俺は思わず呟いた。

「かわいいなあ、もう」


 新婚生活四ヶ月目。
 今日も俺は、キミにめろめろです。




















 ぽちっとおしていただけたら光栄ですはくしゅ

PR
この記事にコメントする
NAME:
TITLE:
MAIL:
URL:
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
PASS: 管理人のみ表示

この記事にトラックバックする



この記事へのトラックバック
≪ Back  │HOME│  Next ≫

[135] [133] [129] [126] [127] [125] [124] [122] [120] [119] [116]

Copyright c 七色二消エル。。All Rights Reserved.
Powered by NinjaBlog / Template by カキゴオリ☆ / Material By はながら屋
忍者ブログ [PR]